基本的には、一般的な資産運用の書籍や新聞の経済やマネー欄に掲載されているとおり、お金を貯めるには、結局のところ、「収入を増やす」「支出を減らす」 「今ある資産を運用する」の三つの選択肢しかありません。

そのような選択肢の中で、当然のことながら、「支出を減らす」という観点では、振り返ってみれば、私の20代~30代においては、それなりに節約はすることは出来ますが、支出を減らすというのは、様々な誘惑もあり難しかったところでありました。

では、「今ある資産を運用する」という観点ではいかがでしょうか?

これも振り返れば、自分にとって、宝くじの当選みたいな飛躍的な大金が瞬時に沸いて出てくるものは当然なく、日々の給料の収入と支出のバランスを考えれば毎月の貯金額もたかが知れておりましたので、その微々たる手持ち資金で当時の定期預金や債券で3%やら4%の利益を獲得しても根本的な解決にはなりません。

となるとやはり基本は、「収入を増やす」ということになります。

しかし、この収入を増やすというのもいつの時代であっても、本業の給与収入だけでは限界があるのは言うまでもありませんので、私は株式投資に着目してきたところであります。

なお、相変わらず「支出を減らす」という観点では、年齢とともに(苦笑)、個人的な事情もあります教育費や医療費などでなかなか減らせず、逆に増えておりますし、一番の柱の本来の給与収入の増加という期待は、アベノミックスの恩恵を受けることなく現状維持がやっとの給与収入になっていることは、言うまでもありません。

ですから、結局のところ、当たり前と言われればそれまでですが、お金を貯めるには「収入を増やす」つまり「投資で稼ぐ」ということが私なりの結論となります。