久しぶりの長文になります。
今回の暴落にて、いろいろご連絡やらご質問を頂いておりますが、自分自身の見解を勝手に述べてみます。
具体的な銘柄やポジションについてはメルマガや日本証券新聞のコラムを見て頂ければと思いますが、今後、株価が底から上がるのか、あるいは下落していくのかというのは当然のことながらわかりません。
もちろん、予想はいたしますが、それが正解やら高確率かであれば私はこの場にいないというのは、いつもの講演の前フリであります。
ほとんどの方が短期売買銘柄はもちろん、優待や配当株といった中長期保有銘柄については著しく含み益が減ったり、私みたいにさらに大きい含み損やロスカットになった方が多いと思います。
もちろん、オプションや先物、あるいは他の投資で稼ぎ、そのあたりのマイナスをカバーしている方も多々いらっしゃいます。
私自身は雀の涙くらいのショートカバーができておりますが、仮に性格的に全資産の数パーセントであっても1銘柄あたり、10万円以上あたりからの損失になると負荷がかかり、20万とか30万とかになってくると間違いなくロスカットをするところであり、新規に買い付けも行うと同時に来週からも続々とカットをしていくと思います。
もちろん、そのロスカットした銘柄をさらに下値で買い戻す、あるいはナンピン買いをする銘柄もありますが、それが正解というか報われるのかはわかりませんし、減配や優待改悪やら廃止も視野に入れる必要があります。
過去にも振り返ればリーマンショック、ライブドアショック、あさひショック、ソニーショック等(おじいちゃん投資家なんで)いろいろありましたが、その度に運もあったのかもしれませんが、結果的にそのようなショックがあっても、退場することなく、相場に何とか居続けることができたことから、語弊があるかもしれませんが、その後の猿でも儲かる地合いに向き合え、結果的に資産を増やすことができました。
そのあたりは、過去の著書にあるようにその打開策がIPOとの出会いやバリュー投資であったり、時には不動産投資や仮装通貨でもありました。
ですから、まずはポジションを整理し終わった時の後の展開の方が私は大変、心配というか頭が悩ましいところであります。
このような地合いになると、よくコラムやメルマガで書いているようなリートPOのお祈り投資や優待先回り買い、あるいはIPOのストップ高手前待ちやら新高値取りみたいな投資法は、通用しなくなると予想していることから、その打開策となる新たな投資や稼ぎを考えないと、資産を守ることはできても増やすのは難しいと考えるところであります。
個人的には上値が重く、厳しい地合いになると踏んでいるからであります。もちろん、この予測がコロナ終息、世界経済の低迷の打開となる新規施策のリリース等で外れるに越したことはありませんが・・・
ただ、自分らしいと言えば、それまでですが、当然の事ながら支出には追いつきませんが、支出額のスピードを鈍化させるという意味では、あらゆる小銭稼ぎは継続し、時を待つと同時に目から鱗ではありませんが、何らかしらの策を血眼になって見つけたいと思います。
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