不動産投資との出会いは、株式投資においての日々の情報収集が第一の目的であるネットの世界ではなく実際にリアルで集まる飲食会(オフ会)でのことでした。

ちなみに、オフ会については、初めて参加したのはもう10年前近く、当時は単なる一人の参加者でしたが、数年前の株式市況の悪化とともに当初の参加者が少なくなってきたこともありましたし、何より取りまとめの幹事の負担が結構あることもあって、段々と定期的に恒例では実施されなくなり、自分自身で企画するようになりました。

しかしながらここ最近は、自分自身の多忙さや取りまとめの限界性も感じて、結局のところ呼ばれての参加がほとんとであります。(汗)

そのオフ会の場では、日頃の投資や私生活の愚痴も含めて、延々と話が続きますが、情報交換においてはお金では買えないレベルのものも多数ありますし、今後もお互い市場や人生から退場することがなければ、一生付き合える方とも出会えた貴重な場になったことは言うまでもありませんでした。

前置きが長くなりましたが、そのオフ会での不動産投資の成功話を聞いたことが初めての出会いとなりました。

当時は、その方の不動産の物件を300件近く見なければいけないパワーの凄さと私の地元でやる価値というか妙味があるかどうかの判断(恥ずかしながら勝手に不動産投資は自分の住まいの近くでやるのが前提と思っていた。)がつかないため、実際にチャレンジするところまでには至りませんでした。

とは言っても、今、思い返してもこの方の毎月の家賃収入のレベルの凄さや高額な借入金(銀行からの融資)にもビクともしない精神的な自信の強さは十分に伝わっておりました。

そして、その数ヶ月後に、たまたま、ファイナンシャルアカデミー社から株のセミナーの講師を依頼されたときの打ち合わせにて、担当者から 「JACKさんの証券会社の担当との交渉術は不動産投資における不動産屋や金融機関との交渉において絶大なる力というか十分にテクニックとして通用しますよ。

是非、一度、不動産投資のセミナーに受講生として来ませんか?」 との話を頂き、このセミナーの評価というか内容を同じ株式投資のオフ会仲間に聞いたところ、絶賛され、高額ではあるが、絶対に価値があるから参加すべきとの太鼓判を押して頂いたことを鮮明に覚えております。

「株式以外の新たな投資として不動産を選択してチャレンジするということ」「私の株式投資においての必須の交渉術が、不動産投資にも通用する」という2点が決め手になり 不動産投資をはじめる決意をしたのが2008年の4月でありました。